RSK杯2020
岡山県オープンゴルフ選手権競技
主催■岡山県ゴルフ協会
無観客試合ながらも、ハイレベルな戦い
新型コロナウイルスの影響で、無観客試合として実施
令和2年3月17日(火)から18日(水)にかけて、倉敷カントリー倶楽部で行われた今大会。
レポートする第2ラウンドは、第1ラウンドを勝ち抜いたプロとアマチュア80名が競い合いました。
この競技会は、2007年に11年ぶりに再開され、毎年3月に開催されているため『春の風物詩』として知られています。
今年は、新型コロナウイルスの感染防止策のため、無観客試合として行われました。
開催にあたり、さまざまな感染防止対策が行われていたことを伺いました。
「近隣の大会が中止になる中、直前まで開催か中止かを協議していましたが、無観客にし、感染予防のための対策をできる限りするということで開催が決まりました。
例えば、クラブハウスのロッカールーム、浴室、レストランの使用を禁止しました。
カートの利用も極力避けるなど、選手のみなさまには不便があったと思いますが、この競技会を行うこと自体、喜んでいただけたことが良かったです。みなさまの協力があったからこそ、開催することができたと思います」
と話すのは、岡山県ゴルフ協会事務局長・小川慎二さん。
無観客試合となったものの、試合は大混戦。ハイレベルな戦いが展開され、プレーオフも4度行われるなどの白熱した2日間となりました。
尚、令和3年に行われる大会日程も決まっており、令和3年3月6日(土)・7日(日)に鬼ノ城ゴルフ倶楽部で開催される予定です。
コロナ禍の終息、そして選手のみなさまのご活躍を、弊誌もお祈りいたします。
▲会場となった、『倉敷カントリー倶楽部(岡山県倉敷市)』
プロの部は4度のプレーオフ!
島野プロが優勝!!
3アンダーで並んだプロの部は、プレーオフへ。友次啓晴プロと島野璃央プロによるプレーオフは、一歩も譲らない攻防戦が続き、4ホール目へ突入。
友次プロのティショットはドローボールでセンターを捉え、島野プロのティショットも同じくセンターへ。
セカンドショットからグリーン奥につけた友次プロは傾斜は下り。
一方、島野プロは前ホールと同様のラインで、傾斜は上り。両プロともほぼ同じ距離を残します。
友次プロのパットは左に切れて惜しくも外れ、島野プロがバーディーフィニッシュを決め、初優勝を果たしました。
▲島野璃央プロとのプレーオフに挑む友次啓晴プロ。
▲感染防止のため、表彰式は簡易的な形式で執り行われました。
▲入賞した選手のみなさん。
▲ウイニングパットを決める島野プロ。
Winner
プロの部:島野璃央プロ
「優勝は、素直に嬉しいです。
自分に集中することをテーマとしていました。今年はQTの上位に入っていきたいです」
と今回の感想と今年の抱負を語る島野プロ。
プレーオフは「初めての経験でした。(4度のプレーオフで)ラインがわかっていたので、そろそろ終わらせたかったです」と振り返りました。
Winner
アマの部:生源寺龍憲選手
「欲を出さず、平常心で取り組むことを心がけていました。
今年は学生最後ということもあり、タイトルをたくさん獲りたいです。
レベルアップして、できるだけプロトーナメントに出場したいです」と今後の抱負を語りました。
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