男性ゴルファー、女性ゴルファーの違い
男性ゴルファー、女性ゴルファーのスイングの違い、体の動きの違いについて
①ドライバー
②FW&UT
③アイアン
④アプローチバンカー
⑤パター
の5回に渡り、解説させていただいております。
④バンカー編
パワーのある男性ゴルファーで多いのが、『バンカーから出すだけなら出来るけど、距離感が安定しない』という症状です。
その原因の一つとして、フェースの開きが少ないことが考えられます。
フェースを開かずともパワーで出すことは出来ますが、フェースの開きが少ないとリーディングエッジから入ってしまい、砂の取る量が安定しません。
砂の取る量が少ないと飛びすぎるし、多いと飛ばなくなります。
その誤差を減らすために、フェースはしっかり開きましょう。
バンスに当たる状態をアドレスの段階で作っておくことが大切です。
▲フェースの開き具合
そして、パワーのない女性ゴルファーでもポイントさえ意識すれば、簡単にバンカーから脱出させることが出来ます。
私は身長153センチで飛距離も出る方ではありませんが、バンカーショットを一番得意としています。そんな私が意識しているポイントは二つです。
まず一つ目は、左膝の高さです。アドレスで両膝をしっかり曲げたら、その左膝の高さをフィニッシュまでキープしましょう。バンカーショットのミスで多いダフリやトップ対策として、この意識はとても有効です。
アドレス
そして二つ目は、フィニッシュまで振り切るということです。
パワーのない女性ゴルファーの場合、インパクト時の砂の抵抗に負けてフォローが小さくなってしまうことがよくあります。
これではボールが飛ばず、バンカーから出ないというミスに繋がってしまいます。
そのため、距離に応じて決めたフィニッシュの位置まで、必ず振り切るようにしましょう。
フィニッシュ
担当/坂口悠菜