ゴルフの新ルール 24〜27
新しい規則はゴルフゲームをより分かりやすくプレーすることができ、これからゴルフを始めるプレーヤーにとっても理解できるよう現在の規則と比べて大きく変わっています。
その一方で、これまで以上にプレーヤーの責任を明確にし、正直さ、誠実さを信じることを明記しています。
現行規則からの変更箇所は多岐にわたっていますが、その中からプレーヤーがコース上でよく使う主な規則を解説いたします。
※JGA ゴルフジャーナル VOL103(公益財団法人 日本ゴルフ協会発行)より転載
24 救済を受ける場合に使用するクラブレングス
規則に基づいてクラブレングスを計測する場合(例えば、救済のニヤレストポイントから1クラブレングス)、プレーヤーが持っている最も長いクラブ(パターを除く)で計測しなければなりません。
救済処置によって短いクラブで計測することはできません。
25 ドロップの方法
ドロップは膝の高さからドロップします。
現在の肩の高さより低い所からドロップすることで球が大きく転がることを防ぎ、プレーの遅延を防ぎます。
26 再ドロップの要件
新しい規則では、それぞれの救済処置に救済エリアを設けています。
例えば、カート道路からの救済の場合、救済のニヤレストポイントから1クラブレングス以内でホールに近づかず、その障害が避けられる区域を救済エリアと言います。
ドロップした球はこの救済エリアに落ち、そしてこの救済エリアに止まらなければなりません。
ドロップした球がこの救済エリアの外に出た場合は再ドロップとなります。
27 リプレースする箇所が分からない場合
規則に基づいて球をリプレースするときに、その場所が分からない場合、リプレースする箇所を推定してその球をリプレースすることになります。
現行の規則ではドロップとなっています。