山陽新聞レディースカップ2018.11.20 update

LPGAステップ・アップ・ツアー

山陽新聞レディースカップ

■主催/一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(LPGA)

■共催/山陽新聞社


ステップ・アップ・ツアー史上最多

1万5905人が観戦


ステップ・アップ・ツアー「第9回山陽新聞レディースカップ」が、去る9月14日(金)〜16日(日)に、東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(岡山県玉野市)で開催されました。

背景_2019

優勝は弊誌でもおなじみ、20歳のルーキー河本結プロが、通算14アンダーで優勝しました。

初日、2日目は雨模様にも関わらず、多くのギャラリーが訪れ、最終日は見事な晴天。

観戦ムードも最高潮で、ステップ・アップ・ツアー最多動員数1万5905人を記録しました。

2010年にスタートした本大会は、来年の開催で10周年を迎えます。


 VOICE 

「勝つ準備はできている」 つねに自分を信じて

優勝 河本 結 プロ

河本結_3789

「バンカーや池などは気にならなかったです。準備は万全だから、恐るものは何もない、自分を信じて打つだけです。

なるようになると思って打ったら、思った通りの球が出て、思った通りにキャリーして、思ったように転がってくれました。

この三日間のなかで、いちばん気持ち良かったです。(最終日18番にて)」

河本結_2079

最終日は、ブレザーの「ピンク」に似合うウェアをシューズまでコーディネート。「有言実行」の勝利!

ジュニアのみなさんへ

河本結_4163

「小さくてもいいので、夢を持ち続けてください。必ず叶う、目標は必ず達成できるものだと信じて、やり続けてほしいのです。

大人のかたもそうなんですけれど、何かひとつの目標があると、人生をより楽しめると思いますし、一日を大切に過ごせます。そのことをみなさんに伝えたいと思います」

「みんなに刺激をもらっているばかりなので、自分が与えるようになりたい」と決意を熱く語っていました。


 VOICE 

世界で活躍できるプロゴルファーに

ベストアマチュア 梶谷 翼 選手

(山陽女子中)

梶谷翼_2089

 「初日、二日目とアンダーが出て良かったのですが、三日目にスコアを落としてしまったので、そこが自分のなかで課題になりました。

これから『世界で活躍できるプロゴルファー』になりたいです」

過去には日本女子オープンに史上最年少出場を果たすなど、将来が期待される梶谷選手です!


2018_9_14山陽新聞レディースカップ結果


 VOICE 

地域活性と大会のこれから

ゴルフトーナメント地域活性委員会

土井邦良 委員長

土井さん_0820

 「ゴルフ業界全体に対する起爆剤のような役割は、果たしてきていると思います。

5試合が21試合になったのも、少しは貢献できているのかなと思います。

毎年楽しみにしてくださっている皆様のために、我々はより良い大会にし、地域活性につながる『ファン作り』をしていきたいです。

ゴルフ観戦とは、家族や友達を誘いあって、ピクニック気分で景色、グルメまで楽しめるものであればいいですよね。気軽に行ける大会にしていくこと、壁を感じない雰囲気の範を示すことで、全国に広がればいいと思います。

チケット販売など、工夫を重ねてそうなっていけばいいですね」

※2004年より「岡山をオーガスタに!」と尽力。石川遼(当時アマ)の優勝で、活動は全国へ知られることとなりました。


展望_1997

▲オーシャンビューを楽しめる17番前。


工藤遥加_3500

▲初日から大勢のギャラリーが訪れていました。工藤遥加プロのスタートシーン。


ギャラプラ_1973

▲ギャラリープラザには地元グルメの屋台がずらり。活気にあふれていました。


スナッグゴルフ_1908

▲岡山県ゴルフ協会による「スナッグゴルフ」が盛況。親子でプレーに熱中!


募金_1891

▲チャリティコーナーに選手も参加。多くのギャラリーが募金の協力をしていました。