JLPGAステップ・アップ・ツアー 山陽新聞レディースカップ2024.11.07 update

JLPGAステップ・アップ・ツアー
山陽新聞レディースカップ

場所■東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(岡山県玉野市)
主催■日本女子プロゴルフ協会
共催■山陽新聞社


三日間で1万1157人を動員

2024年9月13日(金)から15日(日)に渡って催された今大会は、開催15回目。盛り上がった大会の模様を、会場に訪れた方の声とともにレポートします。

ステップ・アップ・ツアー第12戦であり、地域活性化やジュニア育成を目的とする本大会。今年も、ルーキーを含む120名の選手がギャラリーを魅了しました。東浩子、小橋絵利子、藤本麻子、金田愛子ら県出身プロも出場。また、アマチュアは5名が出場。地元ゆかりの川上知夏、中村有希、青山ゆずゆ、山本愛來選手。香川県出身の菊田ひな選手がプロの舞台に挑戦しました。


▲東浩子プロ


▲金田愛子プロ


▲小橋絵利子プロ


▲藤本麻子プロ


▲青山ゆずゆ選手(岡山理大付属高校3年)


▲山本愛來選手(美作中学校3年)


▲中村有希選手


▲川上知夏選手


▲菊田ひな選手(ルネサンス大阪高校2年)


▲株式会社ニシキ代表取締役西山茂男さんと、アマチュアの山本愛來選手。ゴルフブランド「ZIXIZ」を展開する西山さん。山本選手とスタート前にパチリ。


 

▲スタートホールにて。カメラを向けると選手の皆さんから“ファンサ”をいただきました!


ステップ・アップ・ツアー2勝目を挙げた木下彩プロ

大会は、初日から混戦でスタート。2日目に首位に並んだ25歳の木下彩プロが最終日に大爆発。通算20アンダーで圧勝しました。2位には通算13アンダーの篠崎愛、権藤可恋、千葉華プロが続きました。

木下プロは、54H最少ストローク、18H最少ストロークなどのステップレコードを更新。さらにドライビングディスタンス賞、ベストスコア賞、最多バーディー賞(1R12バーディー)を獲得。記録ずくめの大会となりました。


▲18番グリーンにて、笑顔でハイタッチを交わす、優勝の木下彩プロ。


「岡山県には仲良しの方が多く、たくさん応援していただきました」

「私は山口県出身なのですが、岡山には以前から仲良しの方が多く、今回もたくさん応援していただきました」と、岡山との縁を語る木下プロ。渋野日向子プロのお母様にシャインマスカットをご馳走になったというエピソードも語りました。


▲選手仲間に祝福される木下プロ。


ベストアマは愛媛県出身(岡山理大付属高校出身)・川上知夏選手

▲2年連続のベストアマを獲得。初日は67をマークし、首位に立ちました。


大会の様子〜好天に恵まれた三日間

好天に恵まれた三日間でした。コロナ禍から活気を取り戻した会場では、ギャラリーイベントも盛況。地元グルメがそろうギャラリープラザや抽選会、練習グリーンでのチャリティーパターコンテスト、岡山県ゴルフ協会による「スナッグゴルフ体験会」など多彩なイベントが催されました。


▲にぎわうギャラリープラザ。ご当地グルメなど多くの出店がありました。


▲練習グリーンで行われていたチャリティーパターコンテスト。プロ仕様のグリーンに挑戦!


▲17番ホール付近の展望台からは瀬戸内海の絶景が楽しめます。


観戦に訪れていた方に話を伺ってみました。

「岡山で見られる数少ない大会。これから活躍する選手、レギュラーで活躍した選手に会えてうれしい」と語るご夫婦。また「ゴルフは未経験だけど、まずは観戦でコースを歩いてみたいので来ました」という声がありました。


▲開催初期から10回は訪れているという「なおちゃん」さん。「華やかで、ショットの勉強にもなります」と話していました。


ピクニック気分でゴルフ観戦を

▲上位の選手には、大勢のギャラリーがついていることも。


▲グリーンでは、時折歓声があがっていました。


スナッグゴルフ体験会

ギャラリーイベントのひとつ、スナッグゴルフ体験会が盛況でした。


ゴルフ未経験者はもちろん、経験者も楽しめるスナッグゴルフ。ゴルフ初心者向けに作られたスポーツで、やわらかいボールとフェースの大きなクラブを使ってプレー。基本的なルールもゴルフに近いものです。

▲世代関係なく楽しめます。


▲スナッグゴルフ体験会に参加した片田さんファミリー。「ゴルフとは違った難しさがあります」と話す息子さんは、スナッグゴルフの大会にも出場中だそうです。


▲玉野高校ボランティアの福田七菜さんと三木亜美さん。ゴルフは未経験のお二人。「幅広い世代で楽しめるスポーツですね」と話してくださいました。


来年も“東児が丘へ行こう!”

地元密着型の大会であり、ゴルフの魅力を発信するトーナメント「山陽新聞レディースカップ」。読者の皆様も、来年はぜひ足を運んでみてください。


岡山県ゴルフ協会にチャリティー益金を寄贈、ジュニア育成支援に活用

今大会のチャリティーイベントで集まった益金14万5600円が、10月18日(金)に岡山県ゴルフ協会へ贈られました。寄贈式では、大会運営委員長を務める山陽新聞社営業局の清水玲子事業本部長から、岡山県ゴルフ協会の大塚祥(祥はしめすへんに羊)文会長へ目録が手渡されました。

大会中に集まった浄財には、前日に行われたプロアマ大会の参加者からの寄付金や、大会中に練習グリーンで行われたパターコンテストなどのイベントでの益金が含まれています。

大塚会長は「寄付金を活用し、初心者の親子向けゴルフ教室の実施など、ジュニアゴルファーの育成に努め、将来大舞台で活躍できる若手選手の育成に役立てていきたい」と感謝の意を表しました。

今回の寄贈で、岡山県ゴルフ協会へのチャリティー寄付は通算12回目となりました。


▲岡山プラザホテルで行われた寄贈式


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