『グリーン手前のあごからのショットが大の苦手で困っております。

フェアウェイは得意なのですが、良い練習方法を教えて下さい。』

岡山市　悩めるゴルフ好きおばさん（62歳女性）

グリーン手前のあごとは、砲台グリーンの上り口か、砲台にかかる手前の平らな場所の事でしょうか？この二つの場所では、若干選ぶクラブが変わってきます。

上り口ではある程度傾斜に沿ったスィングができますので、グリーンエッジまでの距離にも よりますが、ホールまでの距離がある場合は9番アイアンなどのランニングアプローチも使え ます。

エッジからホールまでの距離が短い時は、アプローチウェッジでのショットがお勧めです。

両方ともに上り坂に沿ったスィングですので、実際のロフトより飛ばないアプローチになり ます。特に後者の場合は、ピンの根っこまでキャリーさせるくらいの勇気がないとショートする事がほとんどです。平らなところから狙う砲台グリーンは、アプローチウェッジかサンドウェッジでないと、グリーンにキャリーさせてグリーン上にボールを止めることは難しいでしょう。

ただこの時、ボールを上げようという意識は捨てて、アドレスの位置にクラブヘッドを落とすようなイメージのスィングをして下さい。多少ダフってもウェッジのバウンスがソールを滑らせてくれると信じて。

（ゴルフショップイシイ　石井社長より）〈いこいこゴルフ2015・3・4月号〉