特集 松山英樹プロ
マスターズ優勝おめでとうございます。
(写真/ Getty Images)
▲悲願! マスターズ制覇!!
2021年4月11日、アメリカジョージア州オーガスタで開催された男子ゴルフのメジャー大会、マスターズ・トーナメントで松山英樹選手が優勝し、日本中が歓喜に湧きました。
愛媛県出身、4歳からゴルフを始めジュニア時代を四国で育った松山プロの偉業に四国ゴルフ連盟会長様始め、ジュニア時代深く関わられた河端様から喜びのお言葉をいただきました。
マスターズ優勝に寄せて
四国ゴルフ連盟会長 三木 輝久
松山英樹選手のマスターズ・トーナメントの優勝を心からお祝い申し上げます。
日本のゴルフ史に刻まれる歴史的偉業であり、拍手で迎えられた18番グリーンで静寂の中、最後のパットを沈め大歓声を受ける姿や満面の笑みで至極の喜びを両拳を高々と突き上げる松山選手のグリーンジャケットの雄姿は、日本全国に感動と元気を与えていただきました。
また、プレー終了後の早藤キャディーのコースに対する感謝の気持ちを表すお礼の会釈、コーチ、トレーナー、通訳、多くの協力者の力をエネルギーに変え、マスターズを制覇した松山選手の人間性、人柄に四国人として誇りに思っています。
特に、高校まで四国で育った松山選手は、四国のジュニア選手の憧れの存在であり、今回の偉業は、ジュニア選手に改めて夢と希望を与えるとともに、仲間と自分を信じること、そして、たゆまぬ努力を継続することによって自分の夢を実現することができるということを、教えてくれたものと思っています。
これからも世界で挑戦を続ける松山選手に声援を送るとともに、四国のジュニア選手が成長し世界に羽ばたくことを願ってやみません。
四国ゴルフ連盟 河端 直人
ゴルフの師匠でもある父幹男さんがゴルフのラウンド中に、ゴルフ場のレストランから見通せる練習グリーンでひたすら練習に励む少年がいました。
バンカーショットをするたびに食事中のプレーヤー達からオーと驚きの喚声があがっていたことを思い出します。
まさにその少年が松山英樹プロだったのです。
努 力
小学生、中学生の頃は小柄で決して恵まれた体格ではなかったが明徳義塾高校に進学したころから身長が伸び大学に進学してから体幹トレーニングに取り組み現在の土台ができたと思う。 すなわち松山選手はゴルフスイングのみならず基礎体力づくりに積極的に取り組んだ結果今日があるのです。今でもツアー中に朝起きて毎日ホテル周辺でのランニングをかかさないと聞いている。
人 柄
早藤キャディーいわく「英樹はショット力、特にアイアンの精度は世界でもトップクラス、でもパッティングがな~・・・・・」、年下の早藤キャディーにそう評されても横で松山選手は笑みを浮かべながら聞いていた。 思い起こせば小さいころから家族はもとより周りの人々からの多くの応援があってこそ今日の松山英樹があるのです。
ジュニアゴルファーへ
四国のジュニアゴルファーの皆さんには、松山選手が目に見えない所でどのような努力をしてきたかを学んで欲しい、そして周りの人々から愛される人間に育って欲しいと思います。
目指せ、第二の松山英樹!!
⛳️Kochi黒潮ジュニアカップ
▲2009/1月 高校男子の部優勝
ジュニア育成を目的に開催。四国内外から総勢224名が出場。
(左端)松山 英樹選手/明徳義塾高2年
⛳️カシオワールドオープンゴルフトーナメント
2010 第30回
10月、「アジア・アマチュア選手権」にてトータル15アンダーで優勝を飾り、日本人アマチュアとして初のマスターズ出場権を獲得しました。そして本大会「カシオワールド」でもベストアマチュア賞を手にしました。
▲表紙には当時のサインがあります。
2012 第32回
▲ベストアマチュア賞を獲得
2013 第34回
▲表紙には当時のサインがあります。