JLPGAステップ・アップ・ツアー
山陽新聞レディースカップ
主催■日本女子プロゴルフ協会
共催■山陽新聞社
瀬戸内から世界へ!
9月16日(金)から18日(日)にかけ、東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(玉野市)で3年ぶりに有観客で行われた今大会は13回目の開催。
ステップ・アップ・ツアー第10戦とともに、地域活性化やジュニアゴルファー育成を目的としたプロゴルフトーナメントでもあります。
今年はアマチュア7名が出場。地元在住では小林光希選手、渋野暉璃子選手、野上遥香選手、泰悠栞選手、森愉生選手がプロの舞台に挑戦しました。
また、小橋絵利子プロ、藤本麻子プロなど県内出身選手も活躍。鮮やかなプレーで、訪れた6,577人のギャラリーを魅了しました。
最終日は、台風14号接近の影響で※セカンドカット(※悪天候などで競技成立が困難である場合に適用される制度で、決勝ラウンドの人数を減らして行われる)が適用され、36名の選手が決勝へ進出。結果は、ルーキーの櫻井心那プロが今季2勝目を飾りました。
2位タイと5打差の通算15アンダーで快勝した櫻井プロは、「初優勝のときは感動でいっぱいでしたが、今回は達成感があります。JLPGAツアーでは同期の選手たちが活躍しているので『私もできる!』という自信をもって前進したい」と未来を語りました。
なお、櫻井プロは現在、通算5勝(10月21日時点)を達成しています。
出場選手皆様のますますのご活躍を願い、応援しています。
ステップアップツアー2勝目を飾った櫻井心那プロ。
この先どんな選手でありたいかをお聞きしました。
「かっこいいと思ってもらえる、ゴルフを始めるきっかけになってもらえるような選手になりたいです」と話す櫻井プロ。
自身がゴルフを始めるきっかけとなった選手が、石川遼プロだったそうです。奇しくも会場の東児が丘マリンヒルズゴルフクラブは、石川プロが15歳で史上最年少優勝を達成したコース。ここで勝ったということは、この先伝説になるプレーをするという暗示なのかもしれません。
櫻井プロの今後の活躍に注目です。
▲各日3,000名に入場制限した有観客で行われました。
▲地元出身の小林光希選手がベストアマを獲得しました。