『グリーン上でのパターの距離感が 合いません。

何か良いアドバイスがございましたらよろしくお願いいたします。』

丸亀市　ポリンキーさん（27歳男性）

パターストロークの理想は、バックスイング1に 対してフォロースルー2と言います。

少なくとも、1対1のストロークは意識して下さい。

これをふまえた上で、コースの練習グリーンに立って、
なるべく上り下りのない（フック、スライスはあってもよい）ラインを探して下さい。

ボールを2個用意して下さい。

まず、1個目のボールにアドレスをして、
30センチのバックスイングでボールを転がしてみて下さい。

ボールから30センチの位置でバックスイングの邪魔にならない所に
ティーを指すと目安になるでしょう。

ストロークは、あなたの一番振りやすい心地よい力加減で結構です。

2個目も最初と同じ力加減で ストロークしてみて下さい。

ボールの転がった距離は、グリーンの速さと、
あなたのストロークの力加減で、人それぞれです。

2個のボールがほぼ同じ 距離に止まることが大事です。

仮にその距離を6メートルとします。

あなたの、 今日の30センチの心地良いバックスイングの基本が、
6メートルの転がりなのです。

12メートルの パットは倍のバックスイングというのではなく、
今日の基本の倍を転がせてやるというイメージで距離感を出してみて下さい。

誌面でパットのお話をしますと 非常に長くなりますので、
今日はこれくらいで 終わりたいと思います。

（ゴルフショップイシイ　石井社長より）〈いこいこゴルフ2017・3・4月号〉